時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

介護しながら思う事

一昨年の12月に義理の両親との同居を本格的に考える事となりました。

4年前の2012年10月に義父さんが脳梗塞を発症、その後、難病の筋炎を持っていることがわかりました。その時点から旦那さんの強い希望があり同居を検討はしていましたが、結果、義姉さんとの同居を選ばれました。

その後も度々、検討議題とはなったのですが、いよいよもう同居する。と彼と決め、同居するにあたって決め事をし、義父さん、義母さんに来てもらい、お試しお泊り的に過ごしてきた中で、昨年に入ってから義母さんはほとんどを私達夫婦と過ごし、最終的に同じ住所に転居届出すました。

移動するまでに7か月をかけ、ゆっくりとすすめました。義母さんは重度の認知症ですが、1日1個と決めて、日々の生活を少しずつすすめるようにしたのが、結果、よかったようです。

認知症は本人も辛いのですが、何よりも24時間見守り、一緒に時間を過ごす家族の負担は相当なものです。

実母が介護福祉士をやっているので、助言をたくさんもらい、本当に助けてもらいました。

知るのと知らないのでは大違い。もし、今、ご家族の介護で悩んでいる方に伝えたいのは、愛情だけでは乗り越えられない。

介護とは死ぬまで続く、納得して覚悟を持てたら介護しましょう。介護する側は介護が終わった後も人生が続くんです。今だけで対処せずに、自分の人生を大事にしてください。