時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

介護の日々を乗り越えたいと思うけれど。

 毎日が葛藤です。

良かったと思って終えられる日は本当にごくわずか。それでも時間は過ぎていくし、日々は死ぬまで続きます。

 

義母さんの口癖の『死にたい』。

最初は本当にびっくりして、大慌て!そんな時に実母に言われたのが、

人間、そんなに簡単には死ねないのよ。高齢者は死にたい、死にたいっていうけど、死ねないの。死ぬ時がきたら死ぬのよ。

そうだ。高齢者には死ぬための力がそんなには残っていないんだった。と思って、義母さんとの接し方を変えることができました。そして、話を聞いていて分かったのは、嫌な事があると、それを『死にたい』と表現している。という事です。

本当に些細な嫌な事も義母さんにとっては『死にたい』になります。その言葉がなく、笑顔で楽しいと言ってもらえたら最高!ですが、日々を穏やかに、そしてちょっと、一瞬、楽しいと思えたら、それで良し!そんなふうに考え過ごしています。