時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

入歯は大切!

昨日、帰宅をすると義母さんがそわそわと家中の電気をつけています。

そして、『歯がないの』と。

うわぁ~またどっかにやっちゃたのね。入歯。

義母さんは入歯の事を『歯』と言います。たまに、靴になったりもします。ここは察する能力が試される所です。ほとんどきちんとした単語で出てくる事はないので、こっちも頭をフル回転!

いつもどっかにやってしまいます。入歯を作って1年になろうかとしておりますが、いつも外しては、ごみ箱に入れてみたり、ブローチと一緒に飾ってみたり、と様々な場所に置いてしまい、置いた事はもちろんの事、置いた場所もキレイさっぱりと忘れてしまいます。

さぁ~大変です。これは探すまで諦めません!って感じになるんですよ。

で、ラッキーな事に昨日はすぐに探せました。なんと!義母さんが飲んでいたお茶の器にぽっちゃーん。と入っていたのですよ。

ふむふむ、そう来たか。

入歯を大事に思っている様子はすごくよくわかるのですが、毎晩のように、歯ある?と繰り返されるのは、ちょっと大変。ま、もう慣れちゃったけど。

そんな大切な入歯が無事に見つかり、ホッとした様子で、夕飯を食べていただき、さぁ、寝ましょうね。

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