時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

義母さんと1年暮らして思う事

義母さんの住所移転から1年。いろいろあったなぁ~。

大きかったのは、義父さんが亡くなった事ですね。直面したときには、義母さんがどう受け止めるのかをすごく心配したのですが、思ったほどではなく。

毎日お仏壇に手を合わせて、わかっているようで今は安心しておりますが、この先はわかりませんね。

 

亡くなるまでは、義姉さん宅で同居、同じ東京とは言え距離があって、なかなか行くのも大変でした。亡くなってからは行くこともなくなり、こちらでの予定が立てやすくなった面はあります。

 

介護の点では、お二人でいれた時はお二人で過ごす事ができたのですが、一人になり、1時間としていられなくなった。という点はあります。子猫ちゃんがいても長くは一人になれない状況です。

 

時間はかかりましたが、義母さんが覚えた事があります。

1.入歯を夜は外してケースに入れ、朝は付ける。

2.朝起きたら洗顔、髪の整え、着替え、化粧をする。

3.8時、12時、19時がご飯の時間で、ご飯を食べる。

4.お布団の敷き方、畳み方

5.朝と夜は下着も含めて着替えをし、洗濯に出す。

 

小さな事ですが、重度の認知症では大きい事です。また少しずつできなくなるでしょうし、わからなくなるとは思いますが、今の状態はこんな感じです。

ここまでくるのに1年以上かかっています。焦らない、本人の意思にまかせる。なかなか難しいですね。

今日は主人が早起きしたので、ご機嫌な義母さんでした。

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