時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

義母さんの認知症発症を考える

あまり過去を振り返らないようにしています。過去は過去。今を生きよう!

ただ、先日びっくりな出来事に直面し、ちょっと考えました。これは認知症なのだろうか?で、義母さんが発症したと思われる当初を思い出してみました。2012年末から2013年にかけて現れた症状です。

その時は、義母さん、義父さんと2人で暮らしていて、義父さんが脳梗塞で倒れて入院している状況でした。なので、義母さんは独りになってしまい、私たち夫婦が毎日通ったり、泊りこんだりして対応していた時です。

 

最初にでたのが、

1.物とられ妄想

家にあったものが無い!自分で処分したものが無い!片づけて良いと言われた片づけた冷蔵庫の中のものが無い!お金が無い!

 

これらは今思えば典型的な認知症の周辺症状なのですよ。でもその当時は、義母さん忘れちゃったのかなぁ~、なんだろうねぇ~。相手を責めるなんてひどい!

なんて思っていました。

 

2.気力の喪失

動きたくない、動けない。

 

3.被害妄想

病院に入れようとしている。食事をなんにも作ってくれないから、食べるものが無い。食事をさせてもらえない。

 

これらも周辺症状。ただ、その時気づいて、何かできましたか?と言われると何ができたんだろう?とも思います。なので、今は仕方ないよ。と思っています。

でもこれから認知症になるかもしれない両親にはこのような周辺症状が出たら、何かできるだろうか?と思ったりもします。

 

認知症って、病気!っていうよりは老化であり、心の病であると感じているのです。なので、なるべく平穏に不安のない穏やかな老後を両親には迎えてもらいたいと思い、せっせと、好きなお酒は美味しい食べ物を送るようにしています。

 

義母さん、昨日は穏やかに寝てくれました。ホッとしますね。

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