時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

義母さんはデイサービスに行きたがりません。

週6回のデイサービス。これはもう在宅介護では欠かせません。

義母さんの認知症の症状で特に大変なのが、一人でいられない。という点です。24時間、誰かが見守らないといけない。行動全てが介助が必要な状況です。デイサービスにいる間はスタッフさんがみてくれるので、その間は私は自由。と言っても昼間は仕事をしているので、直接的にというわけではありませんが、それでも安心する気持ちと昼食の準備から解放されるのはとても大きいです。

 

最初週2回から始まって、1年かけて週6回にもっていきました。

当初、義母さんのいう事を真に受けてなかなか行かせようとしなかった主人も今はやっと理解をしてくれて、何よりもデイサービスに送り出す事を大事にしてくれています。

行けばそれなりに対処しているようで、デイサービスでは毎日穏やかですよ~と温かく受け入れてくれています。何よりも、デイサービスでは栄養バランスを考えた昼食を出してくれ、それをきちんと完食して帰ってきます。600~800kcalはここで摂取してくれます。

そして、一日の内の9時間は自宅以外で過ごしてくれる事の安堵感。全く違います。

朝の9時~17時まで。送迎と+ヘルパーさんで、正味10時間~11時間は認知症の義母さんの相手をする事から解放されます。

 

話しかけないと不機嫌、自分をみてくれないと不機嫌。な義母さん。

このデイサービス通いがなかったら、私が在宅介護をするのは無理です。介護保険がいろいろと議論されていますが、今、施設ではなく、在宅でいられるのも、週6回のデイサービスがあればこそ!です。

 

このデイサービスに朝はいつも行きたがらない義母さん。真意はわかりませんし、こちらとしては行ってもらわないと困るので、とにかく朝は送り出します。

 

デイサービスもヘルパーさんも、介護する側が使いたいから使います。義母さんのために使っているわけではない。

この点を主人に理解してもらうのに、1年以上の時間をかけ、徐々に増やしていきましいた。なので、義母さんが行きたくないと言っても、そうですねぇ~と聞き流す。と言って、暴れわけではないし、行ってみれば、それは楽しい事もあるようです。

人に会う事は大切ですからね。義母さん、明日もデイサービスに行きましょうね。

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