時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

在宅介護を考える

義母さん、義父さんともにお二人で暮らしていたのは2012年まで。介護生活になって6年目を迎えようとしています。

今年86歳と思えば79歳までは介護が不要だったという事で、良かった。とも言えるのかもしれません。

ただ、介護が必要になる準備が全くされていなかった。

 

老後資金、介護になったらどうするか?死後どうするか?

全てが未決定。

それらを順序だてて整理するのに、要した時間、気力は想像を絶します。

 

なので、これから介護が必要になる。生きていれば自殺でもしない限り、そういう状況には誰でもなる。死は誰でも迎えます。

資金、気持ち、状況。全てを完璧にはどうしてもできないけど、考えうる限りの準備はしないといけません。

 

主人の友人で先日判明した国民健康保険未加入。これって本当は根が深い。と思っています。年金は?介護保険料は?税金は?

これらが未払いだと行政のサービスから取り残されます。

 

老後は死ぬから大丈夫。なんて、あてはまりません。

特に自営業とかで、国民年金しか加入していない方の年金額は極端に少ない。年金だけでの生活は望めません。そういった方々が生活保護を受けるのを、サラリーマンが支えるという変な構図が日本の年金制度。

 

日々、死の準備は忘れずに、覚悟をもって歳を重ねるようにしています。と言っても、自分が本当に介護状態になった時にどこまでできるかわかりませんけどね。

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