時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

義母さんと同居しながら、老いるという事を考える

義母さんとの日々は、自分への教訓となる部分も大きいです。

老いるという事を目の当たりし、自分がこうなったらどうだろう?と現実で考える事ができる日々です。

 

老いって敬遠されがちですが、誰でも老いるし、死にます。これって大事な事ですよね。私の実家は元々、死を前向きというか、現実としてとらえる家庭だったように思います。なので、老いも素直に受け止める事ができています。

でも、主人の家は老いに抗い、死を受け入れない。多くの日本人がもしかしたら、こちらなのかもしれません。

 

昨日、会社にいる外国人社員でお父さんが亡くなられた方が、その国の風習で髪の毛を短くして出社されました。悲しいよね、時間がかかるよね。と寄り添う事ができました。これが一番大事な事だと思っています。お互いを尊重し、誰にでも訪れるであろう近親者の逝去に対して、どう受け止めるか。そして、近親者の死に立ち会った時に、自分の人生はその先も続くという事を意識できているか。

 

近親者、特に高齢者介護で、実母を亡くしたりすると、ショックが大きくて親ロスになる方や、介護離職していて、復帰できない方がいます。どうか、自分がどう老いるかを人に依存せず、自分で考えて欲しいなぁ~と思っています。

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