時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

義母さんの介護費用と医療費を考えてみました

義母さんは、重度の認知症があり、体も自由がきかず、なんといっても、24時間見守りが必要。一人でできる事は何もない!って事で、今、要介護4です。

今使っている介護・医療サービスを洗い出して、費用を見てみました。

 

デイサービス(保険適用) 週6回 約25,000円 

(週3回機能訓練、週2回入浴介助、送迎)

デイサービス 食事、おやつ代 (自費) 約25,000円

ショートステイ (保険適用) 約7,000円

月に1回 3泊4日

ショートステイ 部屋代、食事代(自費、負担限度額認定証) 約7,000円

ヘルパー (保険適用) 約3,000円

週5回 30分の身体介助

ヘルパー (自費、保険オーバー) 約40,000円

レンタル歩行器 (保険適用) 250円

 

保険適用上限まで使って、1割負担で、約36,000円 → 非課税世帯 15,000円

保険外、自費 72,000円 → 40,000円は会社の福利厚生補助 

 

10万円強かかるところを、結果、47,000円の支払いです。

これは介護認定、非課税世帯、負担限度額認定証、会社の福利厚生、に支えられています。

10月はショートステイを増やすので、費用がかさみますが、家にいて、イライラするよりは良い。と判断しました。

このサービスの事業者数は、5社。契約の締結、支払手続、請求書の受取、行政からの還付。会社の福利厚生申請。毎日何かしらの事務作業をしている感じです。書類の数も多い!

 

医療費は、後期高齢者の1割負担

精神科/物忘れ外来 月1受診・処方 (保険、非課税世帯、精神障害者保健福祉手帳1級に基づく自立支援医療) 0円

歯科診療(保険) 約2,000円

整形外科 (保険) 約2,000円

 

医療費の負担はわずかです。自立支援医療(精神通院)支給認定が大きく貢献しています。認知症で取得できます。診断書の病名は老人性うつ病でした。

 

これらすべてが申請しないと受けられないサービスに支えられています。そして、取得後の更新。多いものでは、年1回。更新を忘れると、再申請が必要になったりします。面倒なのは、それぞれの管轄が別という点です。

介護保険 → 区役所、要診断書

負担限度額認定証 → 区役所

精神障害者保健福祉手帳 → 保健所、要診断書

自立支援医療(精神通院)支給認定申請 → 保健所、要診断書

 

この複雑な制度を駆使して、今のサービスを構築しました。

非課税世帯でなければ、介護保険分の自己負担だけで72,000円が2割負担、108,000円が3割負担です。その分、収入が多いという事ですが、事情は変わりますよね。

 

他に使っているサービスが、

シルバーパス

訪問理美容

家族サポート

介護用品支給

これも、全て申請、更新が必要。管轄がバラバラです。

 

義母さんには当然、申請する能力は無いのです。ケアマネさんもどこまで申請してくれるのかはわかりません。日々の事、業務的な連絡。一つのサービスを追加するにはケアマネさんに相談し、医師の診断が必要だったりします。

しかも、区役所も保健所も平日しかやっていません。平日勤務の会社員にこなすのは大変です。そもそも病院も平日だし。

順番に申請し、取得し、使いこなせるようになるのに2年かかりました。そして、日々行う更新手続き。行政のサービスはありがたいですが、大変ですね。

 

 

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