時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

認知症へはどう対処するのか。

昨日に続いて認知症を考えています。

同居して2年になり、やっと落ち着いた日々にはなっております。

それもこれも認知症を発症してから、介護福祉士の母に教えてもらったり、自分自身でヘルパーの資格をとり、かつ、日々、認知症について本を読んだり、セミナーを聞いたりして対処するにはどうすれば良いのかを自分で考えてきたからだと思っています。

知らずにいるよりは知ってから自分の人生を決めたい!と思って行動しています。

 

認知症は中核症状があって、周辺症状があります。

その周辺症状がいわゆる異常行動ととらえられるものです。

医師は中核症状を見極め、周辺症状へは薬などの対処方法を取る事しかできないのが現実だと思います。その周辺症状をどうとらえるか。これはもう人それぞれの周辺症状の現れ方があり、その強弱あり、そして、対処方法がある。一概には言えませんし、それだからこそ、家族は大変なのです。

 

このあたりはいわゆる精神病全般がそうであるかと思いますが、症状の出方も対処もこれ!というものがないからこそ、家族は拠り所を失い、認知症の本人はさらに症状を強く出すようになるのかもしれません。

そして、この苦悩は一緒にいる時間が長くなる家族が一番つらく感じる点だと思います。

 

私も同居当初はパンクしてしまう事が多く、ただ、パンクして良いんだ。とわかっていたので、パンクです!と発信する事ができました。

このパンクです!が見えにくい認知症の本人相手ではどうしようもなくなるのです。だから辛い。

どうか、パンクです!の声をあげてください。そうしないと介護している側にはエンドレスループが始まって、トンネルはいつまでも続くようにしか感じられなくなります。

 

そんなとき、思うようにしています。

曇りや雨の日はいつか晴れる!トンネルも出口は必ずある!

 

でもそうは思えない。そんなときは、どうかパンクです!を発信し続けてください。介護する側の人生の方が長いんですから。

 

Happy Friday !

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