時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

介護は大変と言いながらも~

友人が二世帯で暮らしていて、お父さんが昨年から入退院を繰り返し、要介護状態となりました。在宅介護をお母さんが希望され、介護をしていたのですが、先週からお母さんが腰痛で倒れられ入院。友人が在宅勤務をしながら介護状態に。

 

これって、想像つきますよね。でも、きっと自分は大丈夫。誰もがそう思います。でも介護の最後は死しかありません。それにむけて、良くなる事のない介護、いつまで続くかわからない介護。それを家族でどうやっていくのか、これはもう主介護者が決めるしかないのです。

友人の場合、主介護者はお母さんですが、お母さんも70歳を超えています。いずれかお母さん自身も介護される側になるわけです。

 

介護する側は、いつ自分が介護される側になるかわからないんだ。という危機感を持って、介護する必要があります。

家では、主人と私で、今は義母さんを介護しています。その前提が、二人とも介護する事ができなくなっても回っていくように。とプランを立てています。

 

今、主人も私もいなくなっても大丈夫。(義母さんは大丈夫。とは言いません。あくまで私の中で大丈夫と思う範囲)と言える環境には持って行けました。主人は全くそうは思っていません。

ここは夫婦でも難しい所です。

今の状況で、主人が倒れたら、義母さんをショートステイに預け、主人には入院してもらい、見舞いはなし!できる範囲ではデイサービスとヘルパーさんを使って、ショートステイを短くします。

もし、二人とも倒れたら、お互い入院。義母さんはショートステイ。長くなり、回復が見込めなければ、施設に入ってもらいます。

 

ここまで持ってくるのに2年。考えがおいつくようになるのに6年かかりました。

介護は覚悟が必要。老いるのも覚悟が必要です。

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