時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

義母さんが食への興味を持ち始めました

今までは、基本、食事はいらない。食べない。と言い、目の前に出したお皿をぐっと奥においやる姿しか見てこなかったのですが、この数日、大きな変化がありました。なんと!自ら食事を欲する行動がみられるのです。

これには本当に驚きました、さらに!昨日はおかわりまで言い出す様子。出した食事は完食するし、これはどういった変化なのでしょうか?

いい方向だといいのですが。

作る側としては、完食してくれるのは有難いし、前向きな行動と捉えたいところではあるのですが、過食なのでは?と不安になる部分もあります。

 

日々変わる行動、良くなって、悪くなって、プラスマイナスゼロがない病気。とは思っております。

介護の日々を乗り越えたいと思うけれど。

 毎日が葛藤です。

良かったと思って終えられる日は本当にごくわずか。それでも時間は過ぎていくし、日々は死ぬまで続きます。

 

義母さんの口癖の『死にたい』。

最初は本当にびっくりして、大慌て!そんな時に実母に言われたのが、

人間、そんなに簡単には死ねないのよ。高齢者は死にたい、死にたいっていうけど、死ねないの。死ぬ時がきたら死ぬのよ。

そうだ。高齢者には死ぬための力がそんなには残っていないんだった。と思って、義母さんとの接し方を変えることができました。そして、話を聞いていて分かったのは、嫌な事があると、それを『死にたい』と表現している。という事です。

本当に些細な嫌な事も義母さんにとっては『死にたい』になります。その言葉がなく、笑顔で楽しいと言ってもらえたら最高!ですが、日々を穏やかに、そしてちょっと、一瞬、楽しいと思えたら、それで良し!そんなふうに考え過ごしています。

食欲のない義母さんが完食する食事♪

麺類好きな家族です。

一番はそば!ですが、義母さんの一番はうどん!

いつも冷蔵庫に常備して、週に1~2食は朝食だったり、昼食だったりに出しています。

なぜお義母さんがうどんだと食べるのかはわかりませんが、よく食べてくれます。

 

もうすぐ暑い夏!今年は冷凍うどんを常備しようかな~

 

 

【テーブルマーク】暑い夏こそ冷凍うどん!「夏うどん」キャンペーン|「身近なのに、あたらしい。」テーブルマークファンサイト|モニプラ

アイス大好き!

一年中、家の冷凍庫の半分はアイス!が埋め尽くします。

ハーゲンダッツもあれば、ソーダバーにDoleのフルーツバー。コンビニでみかけた美味しいアイスも入っていたり。

定番はPalmジャイアントコーンにソーダバーですね。

 

いや~冬でも食べちゃいます!

 

「イシヤプレミアムアイスクリーム 8個セット」10名様にプレゼ ント|石屋製菓オフィシャルサイト|モニプラ

今日のランチ

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がっつりとしたのりスペシャル弁当!もう蓋からはみ出すボリュームです。ちょっと食べ過ぎちゃいました。

普段はお弁当を作ってくるのですが、今日はご飯がなかったので断念。昨日の夕飯をさっぱりととろろそばにしてしまったせいです。

でもとろろそばは大好評!でした。義母さんも完食。良かった。

食事はいつも悩みます。義母さんが食べてくれることが、一番優先。

今日も帰ったら夕飯作ろうっと。

 

一時期、市場が騒然とした、じゃがいも不足。ジャンク菓子大好き♪な私にはとってもショッキングで、ついつい、ポテチをたくさん買いだめてしまったりしました。

 

久しぶりにのぞいたモニプラで発見!当たるといいなぁ~どんな新商品かしら?

monipla.jp

 

 

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義母さんのマイブーム

最近、ある事に目覚めた義母さん!

それはオシャレ!

うーん、お出かけするのは毎日のデイサービス。義母さんはこれを学校と呼び、スタッフさんは先生と呼んでおります。

やっと毎日行くようになってくれ、本当に良かったと安心しているのですが、お出かけするまでが大変です。

朝の身支度は自分ですべてができないので、介助が必要です。

起床→洗顔、歯磨き→お化粧→着替え

このプロセスが滞りなくできるまで見守り、時には介助し、デイサービスに間に合わせます。

そんな中、洋服選びに凝りだした義母さん。前日の夜には一通りの洋服に目を通し、明日の服装をあれこれと思案している様子。オシャレに興味が出たのは良いことですね。

きっかけがわからなく、戸惑いますが、良いことなので、良し!

昨日、ワンピースを引っ張り出しておりました。うーん。これで今日もご機嫌♪と出かけてくれるのを願うのみ。

 

昨年9月から始まったデイサービス通い。最初は本当に嫌がって、嫌々って感じだったのが、これも何きっかけかわかりませんが、義父さんが亡くなった頃から、毎日行きたそうに行動するようになり、徐々に増やして、2月から週6回になりました。これでやっと土曜日に時間が取れるようになり、夫婦で会話する時が持てました。ありがとう!義母さん。

 

最初は本当に嫌々で義姉さんとかに文句いいまくり!先が見えない。って時に、ケアマネさんが、皆さん一緒ですが、嫌がっても、介護者のためにあるのがデイサービスでありヘルパーさん。との言葉に励まされ続けた結果です。

 

今、毎日介護が辛くて四苦八苦している方がいらっしゃたら、どうかいろんな方にHELP ME!の声をあげて欲しいと思います。どうか、一人だと思わないでください。

 

 

介護ってなんだろう?

ふとこんな疑問が頭をよぎります。

日々がまずは義母さんの介護優先。そんなつもりはなくても、目の前に義母さんがいれば、どうしても中心の生活になります。

今日も、朝5時に起きて準備をしていると、おもむろに起きてきた義母さんの第一声が、「髪の毛を黒くしたい」

うーん。早朝だし、これから会社だし、で、笑顔で帰ってきたらで良いですか?では、通用しない。

そんな早朝で、通勤しながら、ふと考えてしまった。

介護ってなに?

介護しながらやったこと2-仕事を辞めない

介護していて一番困る点はやはり、時間のやりくり。

育児と一緒で24時間ノンストップ。しかも相手は成長しなくて、大きくて、口達者で頑固。となると疲れる事しか感じないかもしれません。

で、自分はどうする。というのをまず考えました。

主人ととことん話し、決めたことの中でも本当に良かったと思うのが仕事を辞めない。という決断。これって結構大きい事だと思います。今の会社にも介護で辞めたり、自分の時間を犠牲にしている方がいます。自分の人生ですから、口出しをすることはしません。

私の人生で、一番大事なのが、自分の人生をどう生きるかだ。と思っているので、自分にとっては、日々の糧である仕事を続ける事を優先する。と決めて本当に良かった。

義母さんにはどこまで理解できているかはわかりませんし、その分、主人に負担がかかっていますが、理解してくれています。

ここにいたるまで要介護状態になってから4年かかりましたし、何度も言い合いにもなり、その結果、今があります。

フルタイムで働いて帰宅して炊事、入浴介助、部屋の整理でやっと一息つくのが10時なんて事もありますが、それでも仕事を続けてよかったと思う方が大きいです。

朝も早朝から朝食を作って、日によっては昼食の準備もしてでかけます。それでも仕事を続ける事で、気分を変えて行けます。一人になる時間が電車での通勤時間だけですが、それでも貴重な時間が自分を支えてくれています。

たまには仕事を早く切り上げて、帰宅前にカフェや公園で30分休憩。なんて事もできるようになりました。

仕事を辞めようかと悩んでいる方がいらっしゃったら、個人的には辞めないことをお勧めします。でも人それぞれ考え方、生き方がありますよね。

介護しながらやったことーバイク免許取得ー

介護の日々に変化が欲しい。

最初は無我夢中、なるべく義母さんに快適さを。とやっていましたが、これも自分の人生と思うと、やりたい事の多くをできなくなることは困る!と感じるようになりました。

さらに、主人と一緒に3人でずっといても生活は変わらないし、よくならない。と感じるようにもなりました。

そんな時に、主人が二輪の免許を取る。という話があり、取得費用をみたら、とってもお安く(車と比較すると)て、ついつい、自分も取ろう!と思ってしまいました。

早速、近所の教習所に申し込み。もう後戻りできません。と始めた実車1時限目。いや~、やるんじゃなかった。の大後悔!。

マニュアルで半クラって何?〜〜って、こんなに厳しく言われるのは、いつ以来?の1時間。しかも真夏で汗だく!

やめようかな〜〜と思う第一段階。

八の字なんて、ゴール見えず。

が、四時限オーバーで進んだ二段階はドキドキしながらも、オーバーせずにパス!

旦那さんから、爽快感ゼロで、こんなにトロトロ走るバイクは初めて見た。と言われながらも、検定も無事に一発合格!

こうなると楽しくて、あんなに半クラと倒しまくって青アザを作って汗だくになったのが嘘のよう。

ふふ、無事に中型二輪免許を取得いたしました。

介護しながら思う事

一昨年の12月に義理の両親との同居を本格的に考える事となりました。

4年前の2012年10月に義父さんが脳梗塞を発症、その後、難病の筋炎を持っていることがわかりました。その時点から旦那さんの強い希望があり同居を検討はしていましたが、結果、義姉さんとの同居を選ばれました。

その後も度々、検討議題とはなったのですが、いよいよもう同居する。と彼と決め、同居するにあたって決め事をし、義父さん、義母さんに来てもらい、お試しお泊り的に過ごしてきた中で、昨年に入ってから義母さんはほとんどを私達夫婦と過ごし、最終的に同じ住所に転居届出すました。

移動するまでに7か月をかけ、ゆっくりとすすめました。義母さんは重度の認知症ですが、1日1個と決めて、日々の生活を少しずつすすめるようにしたのが、結果、よかったようです。

認知症は本人も辛いのですが、何よりも24時間見守り、一緒に時間を過ごす家族の負担は相当なものです。

実母が介護福祉士をやっているので、助言をたくさんもらい、本当に助けてもらいました。

知るのと知らないのでは大違い。もし、今、ご家族の介護で悩んでいる方に伝えたいのは、愛情だけでは乗り越えられない。

介護とは死ぬまで続く、納得して覚悟を持てたら介護しましょう。介護する側は介護が終わった後も人生が続くんです。今だけで対処せずに、自分の人生を大事にしてください。