義母さん、物忘れ外来へ行く
と言っても、本人にはその意識は全くありません。
ただ、病院というか、どっかに行ってから、学校（デイサービス）へ行く。と思っている。準備をさせるのが一苦労ですが、なんとか用意をして、朝食のバナナを食べて、さぁ出かけましょう！
物忘れ外来は、主人が苦手で、私がいつも付き添って、先生に説明します。よくなるわけでは無いし、不愛想な先生で、いつもイラっとするのですが、それも要介護の診断書のためです。これで、物忘れ外来の権威らしいので、仕方ないですね。
もう一人、同じ科の先生がいるので、変えようかな？とも思うのですが、それで心象が悪くなるのもね。よくなる病気ではないし、2カ月か3カ月に一度の事です。我慢しましょう。薬は一月に一度。なので、主人に行ってもらいます。
無事に診察が終わって、特に変わりなく、処方をもらって終了。
はい、次は六月ですよ。
義母さん、さすがに疲れて、寝ています。
昨夜、遅くまで起きて、顔を剃ったりしていた義母さん。帰宅するとコックリコックリと眠い様子。
夕飯を作って、食べたら、もう寝るモードです。
助かる～
やっぱり徐々に体力も無くなっているのかもしれませんね。
老人性うつ病。との診断は出ていて、認知から来るものもあるらしいのですが、見ていると躁鬱な感じで、激しくテンションが上がった後は、瞬時にガクンっと、落ちています。認知症の成せる技でしょうか？
今年で８６歳。そろそろ、かかりつけ医を近所で見つけないとですね。看取り準備。
明日は、介護認定のために通っている、物忘れ外来の受診日です。治るわけじゃないし、ちょっとずつは進んでいる症状を説明に行って来ます。大事な診断書のために。
夜に出現した顔そり、ご執心の義母さん
夜中、もう私も主人も寝ていたのですが、モソモソと起き出した義母さん。家中の電気を付けて、洗面台へ到着。
お湯を流しながら、顔をそっています。何している？と聞いても、『何もしていない』ってうなわけないでしょ。
それがしばらく続きます。もう！ほっておこう！ケガしてもしーらない。
よっぽど、顔の産毛が気になるようで、いつも剃りたい！と主張します。化粧品もなくなると騒ぐし。髪もちょっとでも白髪が出てきたら大騒ぎ！洋服も気になって仕方ない。身だしなみを気にするのは、大切。と言いますが、振り回される家族はたまったものではありません。お金もそれなりにかかります。
自分はこんなおばあちゃんにはなりたくない！なので、ほぼすっぴん！ま、それが良いかどうかは別として。
歳を取ると、それまでの自分が大切にしていた事が色濃くでるように感じています。義母さんは、外面が大事！人が来れば、高い出前。外食は高い所、洋服、髪、顔にも気を使って、繕ってきたのです。その結果、お金は無く、家も無い。
今は認知だから、ある意味、良かったかもね。でも、その片鱗は残っていて、身だしなみをものすごく気にします。そして、人に対しては、お金もないのに、使おうとします。家の両親が来る。なんていうと、お土産は？と言いますからね。いらないでしょ～。それにあなたのお金では買えなくて、私が親にお土産って、変でしょ。と思うけどね。
自分は自分。人に惑わされず、自分として生きていこう。
義母さんの頬がたれているようにみえる
と、主人が日曜日から心配をしています。
それで、あ、い、う、え、おを大きく口を開けて、やってもらったら、ちゃんと出来るし、そんなに左右に差があるようには見えません。
太っただけでは？
昨日、デイサービスの連絡帳に記入して、言ってもらったのですが、その点には触れられておりません。うーん、大丈夫だと思うんだけど。
主人が心配するのには訳があります。義父さんが脳梗塞を発症した時に、まぶたが下がって、口も左側は上手く開けられないし、脚も片方だけむくんだんです。で、それを１日そのままにして、翌日、病院に行ったら、即入院。それを見つけられなかった。とトラウマですね。
１日早く発見しても広がる脳梗塞ではなかったし、結果は一緒だったと思うよ。と伝えても、トラウマからは逃れられない。難しいですね。
義母さんには在宅で、できれば穏やかに最後を迎えて欲しい。もし、今、脳梗塞なら、５年以内に２度目の発症となり、重くなるはずです。となれば、治療法も無いだろうし、そのまま亡くなる事になるのかもしれません。
そんな事を考えながら、介護生活を送っています。
義母さんの認知症がすすんでいるようです
先週は２度、子供のご飯がない！と騒ぐ義母さん。子猫ちゃんはいつの間にか、子供になっています。
あるでしょ。部屋に。と説明しても無い！の一点張り！
困りますね。仕方がないので、一緒に部屋に行き、ここにありますよ。と見せて、やっと納得はしたようです。
子猫ちゃんの事は、ものすごく心配しています。でも、思いがいかないようで、いつも探しています。子猫ちゃん、そこにいるんだけどね。目がいかないのでしょうね。わずか６帖の部屋を探せない。
昨日はとうとう、主人を呼んで、〇〇がいない！と主人の名前を主人に言っています。うーん。認知症だからなのでしょうね。主人がショックを受けたようではありますが、慣れてはいるけどね。
春ですね。認知症は治らない、現状維持ができればよし。わかってはいます。でも目の前で見る現実は辛いものがありますね。きっと主人はもっと辛いよね。
高齢者はある日ぱたっと死ぬそうなので、いつ亡くなっても良いように、心構えはしておこう。と日々、過ごしております。
義母さんは探し続けます～
ブラジャーがない！と騒ぎだした義母さん。
嘆き悲しんで、そこらじゅうをひっくり返します。なくてもいいでしょ！では治まりません。ある程度は一緒に探します。こういう時に限って、本当に出てこない。どっかにしまったのに違いはないし、わずか６畳の一部屋。物入があるわけではなく、ほとんどの洋服はオープンラックとハンガーラックに見えるように置いてあります。でも無くなる。
で、しばらくしてある日突然、出てきます。どんな技？と思ってしまう。
こういう時、私はあんまり付き合わないし、眠っている事が多くて、義母さんは諦めて、おとなしく部屋でガタガタやりながら過ごし、ある程度すると寝てしまいます。
でも、旦那さんは付き合い続け、一緒に困っています。その方が義母さんとしては、満足なのかな？朝聞いたら、結果、見つからなかったそうです。きっとどこかにあるのでしょう。
こんな毎日。
意味不明ですよね。でも、これが認知症の方と過ごす日常です。
やっとの金曜日！嬉しい！のんびり週末を過ごそうっと。
とうとう歯を抜きました
昨日、歯医者さんの行ったら、あっさりと抜きましょう！と言われ、麻酔をして、抜きました。一番奥の歯なので、抜いても何もしなくて大丈夫。との事だったので、気になっているし、抜いちゃおう。
麻酔が痛かった！
で、３０分ほどで、抜けました。思ったよりも血が止まらなかったので、その後、ガーゼを噛み続け、帰宅。
義母さんの夕飯を作ります。
帰宅する前から、ズキズキが増してきたので、すぐに処方された痛み止めと抗生剤を飲んで、ちょっと落ち着きました。
作るの面倒。。。ですが、作らないとね。ラーメンにでもしちゃおうかと思ったのですが、チキンと野菜を多めに入れたクリームシチューとパンにしました。
抜歯で体力を使い果たしたので、作って、片づけて、先に休ませてもらいました。言っても義母さんには通じないので、後で、電気とか消せばいいよね。と就寝。そのまま寝てしまい、夜中に煌々とついている電気を消しに下に降りて、お茶などを片づけました。もう暖房の時期ではないのに、電気毛布が外せない義母さん。まぁ、もうしばらくはよしとしましょうか。
こんなに暖かい気候になったのですが、まだ寒いんですね。気持ちかな？鬱って怖いですね。義母さんには老人性鬱病との診断が出ています。認知症から来るものですかね？精神病は明らかに見えないから理解しずらいですよね。
歳を取るということは～
小さい頃はHappy Birthday !が待ち遠しかった。４月生まれが羨ましかった。
いつの頃からか、人は歳を取る事を良しとは受け止めなくなったように感じます。自分もそうかも。
そんな中、体力が以前よりなくなったり、寝たきりになったり、認知症になったり、など、人生の節目で遭遇する抗えない現実を考える時に、よし、良き歳の取り方をしたい。といつしか思うようになりました。
今の自分の目標は８０歳まで働ける身体を持つ事。
当然、働くためには仕事が必要です。その一つが、ヘルパー。そして、飲食での短時間ですが、バイト。日々の業務では培うことのできない経験をしています。ヘルパーは実務としては、取り掛かれておらず、義母さんが亡くなったらかな？それか、義母さんの認知症がすすんで、施設に入ったり、ショートステイが増やせたら、かな？５５歳までには始めようと思っています。そして、その後の５年間で目指せ！介護福祉士。６０歳での取得が目標。
この数カ月、とても仕事がハードで、凹んだりの連続で、持ち上げるのに苦労しています。それでも、翌日には、気分新たに業務に励む。そして、日々の糧を稼ぎます。辞めるのは簡単、ここでちょっと頑張ろう！
桜が満開ですね。義母さんにはどこまでわかっているのか、桜が咲いたのは理解しているようです。今日は主人がいないので、２人で夕食です。ちょっと憂鬱。その前に先日キャンセルした歯医者さん。やっといけます。悪化しているんだろうなぁ～。抜歯かな？きゃー！
昨日は整形外科。３月１０日に負傷して、３週間目。骨折箇所のズレはなく、固定されているので、血流を良くして、新しい骨の形成を助けましょう。お風呂に入ったり、上半身を動かしたり。と先生からのアドバイス。足はあんまり使わないように。６週間過ぎれば、走っても大丈夫。と言われ、ちょっと先が見えてきました。でもまた来週もレントゲンで確認です。時間はかかりますよね。焦らずに治療します。
自己中の義母さん
これも認知症から来るのでしょうか？
というよりは、元からの性格だと感じています。元々頑固で、自分が言った事が世の中で一番正しい！と常々言っていた義母さん。
同居は絶対に無理！同居したら、けんか別れする！と思っていました。
それが、義父さんも義母さんも要介護状態を目前にして、主人が同居を強く希望したので、同居に同意しました。
でも、同居は無理！と思っていた気持ちに封印をするのは容易ではありません。できない事はできない！と言い続けています。
そして、同居するにあたってのルールも決めました。そして、同居して３年。
今日も朝から、子猫ちゃんのご飯が無い！どうしても今欲しい。と騒ぐ義母さん。ちゃんと義母さんの部屋のタッパーに十分な量を入れて、足せるようにしているのですが、今日はその存在を忘れたのですね。こっちは朝食と出勤準備でただでさえ時間が足りない！もう！でも心を落ち着かせて、ちょっと待っていてください。今やりますから。あーあ、本当、自己中ですね。他の人の事には目がいきません。主人の事は気にしますが、しょせん、嫁は他人。しかたないけど、イラっとします。
これを貯めてはいけないので。速攻、主人を起こして、ひとしきり文句を言いました。
そんな事が常に、毎日起こります。
それが介護。いつまで続くんだ～
不満を持たずに、前を向いて。気持ちが余裕が無いと、できませんね。
桜を見るのは今年が最後。。。
という義母さんを連れて、お花見へ。
具合が悪い。。。動けない。。。足が痛い。。。
外は快晴！暑いくらいの日差しですが、しっかり冬の恰好の義母さん。これではあんまりにも季節感が無さすぎですよ。暑くないですか？
『寒い』
もう！いいです。どうぞ、お好きな恰好で。
桜をみながら、今年が最後。もう来年は来れない。としきりに言う義母さん。周りの人が聞いたら、びっくり！しますよ。認知症なので、同調しますが、なるべく動けるように頑張りましょう！と言って、無理やり動いてもらいます。
桜は特別ですよね。外国人の同僚が、梅を見たから、もう十分！って言っており、情緒が無いなぁ～と感じたり。どうして、日本人は木の下でお酒を呑むの？と聞かれたり。いやいや、あれが桜ですよ！桜は格別でしょ！と強く感じます。
辛い時の桜は、こころにぐさっと刺さりますが、穏やかな時に見る桜はキレイ！ですね。
思ったよりも早く咲いた桜ですが、穏やかな天気で週末は堪能できました。春ですね～
今日から仕事！気持ちも新たにデトックスにも励みます！
