時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

義母さん、在宅ターミナルケア、19日目

パッチは1枚が続いています。

昨日の訪問診療の際に、孫が同席したのですが、方針に納得していない。もっと検査をしたい。と言い出しました。

どっからみても、進行性癌の末期、ステージ4。であることは変わらないのですが、納得できないそうです。

で、あれば、私は今作ったターミナルケアプランを放棄する。と主人には伝えています。

義母さんです。義母さんの家の方で決めていただいて結構です。

これ以上の検査は義母さんに負担になるだけ、どころか死を呼び寄せる事になるのを理解するのは、30代の孫には辛い事だというのもわかります。

決定は主人に任せました。

実際、重度認知症の義母さんを、24時間365日、在宅介護を6年続け、今にいたり、義母さんに苦痛のない、最後を迎えて欲しい。そのために、6年間、プランを立て、実行してきました。

急に、今日から、こうします。で通用しないのが、高齢者の介護と死です。

もし、別の病院で検査をするのであれば、放棄!

最後の義母さんに会いたいとかそういう感情の問題ではありません。

在宅ターミナルケアを実施するまでにかけた6年を放棄!という事です。

 

孫の意見をそこまで聞くなら、それがベスト、と私は思います。

 

自分だったら、麻薬で痛みを全て取り、眠るように最後を迎えるよう、主人にはお願いしています。

日本の医療は、いきすぎている。と感じています。本人の希望はなかなか通らず、病院で亡くなる事が多い。管につながれ、無理に栄養を取って、痰やら息苦しさを感じて死ぬのは嫌です。

私自身は、弁膜症を持っているので、水分は死へつながります。主人にはくれぐれも水分投与はしないよう頼んでいます。枯れるように死にたい。静かに息を引き取りたい。と願っています。

 

さて、義母さんの事は土曜日の夜に孫が来て、相談するそうです。おまかせいたします。

 

今日の義母さんは、静かな環境で、健やかに寝ています。そして、笑顔。このときが続きますように。いつか終わる、その日まで。

今日は遅くなる予定だった仕事の締めが明日に延期になりました。なので、私も今日はゆっくりします♪