時間を大切に介護生活

認知症の義母さんとの日々をつづります。

義母さん、在宅ターミナルケア、23日目

孫とも話して、このまま看取る事で了解を得ました。ただし、細かな点は違います。

孫も主人も、1日も長く生きて欲しい。そのためには苦痛も伴います。

今、口からの栄養が取れなくなった状態では、水分点滴のみを投与します。その点滴のラインが確保できません。

静脈は、細くなり、血管も弱っている。漏れる可能性も高く、リスクがあるため、在宅ではすすめられない。との看護師判断。

そして、皮下を試みましたが、違和感に耐えられない義母さん。苦悶の表情で、嫌がります。

元々、私は点滴反対です。

そもそも口からの栄養、水分が取れなくなったら、その時点でおしまい。と思っています。

でも、主人の気持もわかります。

なので、手出しをしない事にしました。私が何か言えば、それは死ね!という事だ。という主人と親戚。そうかもしれませんが、違うんですけどね。

 

難しいですね。産まれてくるのは歓迎されるに、死を受け入れられない。いつから、こんな変な事になったのでしょう。

産まれたからには死にます。

 

これは、看取りをずっと学んで、そのために歩んできた私と周りの違いなのでしょうか?

 

看護師さんでは入れられなかった点滴を、夕方、先生が入れに来ます。その場には仕事で会議が入っているので、立ち会えません。主人に任せます。

どのような形になろうと受け入れるしかないですね。

 

昨日、1日、そばでずっと支え続けた結果、なんとか安定を取り戻しました。嘔吐もおさまりつつあります。

 

麻薬のパッチの3枚の効果が出てきたのもあるかもしれませんね。

認知症の元々ある強い不安感が出ると、安定させるのに、ものすごいエネルギーを使います。

日々変わる状況と、主人の思い。かなり疲れます。

なので、今日は仕事に専念します。